“どくしんじゅつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
読唇術50.0%
読心術50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「エエ、そうなのです。私にけ聞えた、イヤ見えたのです。私は声は聞えなくても、唇の動き方だけで、言葉が分るのです。読唇術どくしんじゅつ、リップ・リーディング、あれを私知っていますのよ」
妖虫 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
私等は読唇術どくしんじゅつで用談を片付けた。
空中墳墓 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「ロンドン? あっ、それをどうして御存知ごぞんじですか。博士は、読心術どくしんじゅつを心得て居らるるか、それともスパイ学校を卒業せられたかの、どっちかですなあ」
しかし一方において、N女史の招霊術しょうれいじゅつは、単なる読心術どくしんじゅつにすぎないという識者しきしゃもあるようだから、それなれば
国際殺人団の崩壊 (新字新仮名) / 海野十三(著)