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どうあく
ふりがな文庫
“どうあく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
獰悪
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
獰悪
(逆引き)
しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番
獰悪
(
どうあく
)
な種族であったそうだ。この書生というのは時々我々を
捕
(
つかま
)
えて
煮
(
に
)
て食うという話である。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
二人は幼い頃から習い覚えた経文に依って、女人と云うものが如何に
獰悪
(
どうあく
)
な動物であるかを、よく知って居る筈であった。
二人の稚児
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
薄暗いランプの光に照し出された彼等の
獰悪
(
どうあく
)
な形相は、さながら地獄の鬼の酒宴を見るようであったに違いありません。
狂女と犬
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
どうあく(獰悪)の例文をもっと
(23作品)
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