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ねいあく
ふりがな文庫
“ねいあく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
獰悪
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
獰悪
(逆引き)
彼の叫びと呪いの声は絶えず聞こえたれど、その声は人とも
獣
(
けもの
)
とも分かぬ一種の兇暴
獰悪
(
ねいあく
)
の唸り声に圧せられんとしつつあるなり。
世界怪談名作集:04 妖物
(新字新仮名)
/
アンブローズ・ビアス
(著)
いかにも
獰悪
(
ねいあく
)
で身体も強壮なチベット人中殊に強壮らしく見えどう考えても強盗とほか鑑定が付かない。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
様子を見るに実に
獰悪
(
ねいあく
)
なまた豪壮な姿であって
眼眦
(
まなじり
)
なども恐ろしい奴ですから、強盗本場の中でも一段
勝
(
すぐ
)
れた悪徒であろうと思われたです。その悪徒が大きな声で懺悔をして居る
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
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