“とくぎょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
徳行66.7%
得業33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おめえは徳行とくぎょうにふじという女がいる、その女はおめえの子を産んだ、とおさいは叫んだ。この恥知らず、よくもおんだらをだましたな。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
三十二号船の「銀」といえば、徳行とくぎょうでも浦粕うらかすでもだれより娘たちにもてる若者、として知らない者はなかった。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
土堤の上はずっと上流の徳行とくぎょう町まで続く道があり、人の往来はあまりないが、話しながら通る者があると、四じょう半で机に向っていても、その話し声はよく聞えた。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
土堤の上はずっと上流の徳行とくぎょう町まで続く道があり、人の往来はあまりないが、話しながら通る者があると、四じょう半で机に向っていても、その話し声はよく聞えた。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
故にずその二学を盛にし、その得業とくぎょう学生の力に依てこの政治を改良し、この法律を前進し(謹聴々々)、以て大に形体の学を進むるの地歩を為さんと欲するものならん(喝采)。
祝東京専門学校之開校 (新字新仮名) / 小野梓(著)