“とおとうみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
遠江100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安永四年の序文を掲げてあるが、その中にはすでに遠江とおとうみのカナコバシ、西国さいごく地方のセンバゴキ(千把扱き)の名が見えている。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
そうら、ぐるりと廻れば三河の猿投山、三河とは三河の国のことで、三河は遠江とおとうみの隣りで、遠江は遠州ともいう……お城を見な、名古屋の城を
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
静岡県は遠江とおとうみ駿河するが伊豆いずとの三国を含みます。富士の国といってもよいでありましょう。四季をその眺めで暮します。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)