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てんりゃく
ふりがな文庫
“てんりゃく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
天暦
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天暦
(逆引き)
「されば、世を王朝の昔に
復
(
かえ
)
さんとの
叡慮
(
えいりょ
)
も御無理ではございませんが、いかんせん、世は変ッて、
延喜
(
えんぎ
)
天暦
(
てんりゃく
)
のむかしの比ではありませぬ」
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
延喜
(
えんぎ
)
、
天暦
(
てんりゃく
)
のむかしに
回
(
かえ
)
すというご理想も、当時の世でこそ、万民謳歌の美しい統治の実を結んだでしょうが、今日の土壌では民ぐさの
生活
(
なりわい
)
がまるでちがいます。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これからは、頼朝や北条幕府のごときものは絶対につくらず、万機、天皇の直裁とし、遠い
延喜
(
えんぎ
)
、
天暦
(
てんりゃく
)
の制に復古する以上、もっと積極的に、後世の新例をどしどし立てて行くべきである、と。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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