“てんのうじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
天王寺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みるみるせて行った。診立て違いということもあるからと、天王寺てんのうじの市民病院で診てもらうと、果して違っていた。
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
谷中やなか感応寺かんのうじ(今の天王寺てんのうじ)、湯島天神、目黒不動尊などで興行した、いわゆる天下の三富といった、格式のあるのは別として、市中に催された富興行のうちには
どんなごどをしてがるんだか? 天王寺てんのうじ竜雄たつおさんなんざあ、中学校を出て、東京で三年も勉強してせえ、他所よそさ行ったんじゃ、とっても駄目だって帰って来たじゃ。
土竜 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)