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てんねんしぜん
ふりがな文庫
“てんねんしぜん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
天然自然
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天然自然
(逆引き)
「なに聴こうと思って聴いた訳でもないがね。まあ
天然自然
(
てんねんしぜん
)
耳へ入ったようなものだ。何しろしゃべる人がお秀さんで、しゃべらせる人が先生だからな」
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
蛙というものは、
天然自然
(
てんねんしぜん
)
の
細工物
(
さいくもの
)
として、これはたいしたものです。
母の話
(新字新仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
「
切開
(
せっかい
)
です。切開して穴と腸といっしょにしてしまうんです。すると
天然自然
(
てんねんしぜん
)
割
(
さ
)
かれた
面
(
めん
)
の両側が
癒着
(
ゆちゃく
)
して来ますから、まあ本式に癒るようになるんです」
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
余自身の歴史が
天然自然
(
てんねんしぜん
)
に何の苦もなく今日まで発展して来たと同様に、明治の歴史もまた
尋常
(
じんじょう
)
正当に四十何年を
重
(
かさ
)
ねて今日まで進んで来たとしか思われない。
マードック先生の『日本歴史』
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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