“てんそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
伝奏57.1%
天相28.6%
天聡14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打てば響くような京都の空気の中で、人々はいずれも伝奏てんそうからの触れ書を読み、所司代がお届けの結果を待った。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
しかし人々が仰いだときはもう見えなかった程、天相てんそうの変化ははやかった。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天命天聡てんそうヨリ嘉慶道光ニ至ル大小ノ征戦一々コレヲ縷述るじゅつス。マタ附録四巻アリ。一ニ曰ク兵制兵餉へいしょう。二ニ曰ク掌攻考証。三ニ曰ク事功雑述。四ニ曰ク議武。コノ篇諸書ニ比シテ最おそク出ヅ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)