“てぶくろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
手套63.4%
手袋34.1%
暖手套2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「警官なんか一般に手套てぶくろをはめていないんだからね。やましい者でなくても、そこに余りきれいでない手の痕がくっつく筈です」
「じゃ、あなたをどうするの? わたし、あなたを愛していなくって?」そう言うと彼女は、手袋てぶくろの先で、わたしの鼻をたたいた。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
彼女は今大きな椅子の肱掛けに手をおいていたが、以前の彼女は入って来るなりもどかしそうに、その椅子へ手提袋てさげ暖手套てぶくろを投げだしたものであったのだ。
ふみたば (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)