“てふつがひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蝶番90.0%
鉸番10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その露臺に通じてゐるドアがその蝶番てふつがひごとそつくり剥ぎとられてしまつてゐるためであることに、彼は漸つと氣がついた。
恢復期 (旧字旧仮名) / 堀辰雄(著)
緑いろの革で四角に出来てゐて、ふち蝶番てふつがひの処とは勿論、四隅よすみに附いてゐる鱗形うろこがたの装飾も、表の真中に附いてゐる名の頭字の A の字も、皆銀である。
金貨 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
門を堅むる鉸番てふつがひ左右二つを碎き去る
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)