“てつさび”の漢字の書き方と例文
語句割合
鉄錆100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉄錆てつさびのような声で馬にものいっているが、その単調な語が留学生には分からない。馬の肩のところに頸圏クムメントが二つ並んで、そのさきが上を向いているのは、馬に一種の威容を保たせている。
玉菜ぐるま (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
いま、部屋の中にもっているのは、むっとせっかえるような、鉄錆てつさびに似た人血のにおい……一党は、手さえ血でべとべとしている。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
生き血の香は鉄錆てつさびのにおいに似ている。そいつがぷうん! と鼻をかすめるのだ。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)