“てきせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
狄青50.0%
敵性25.0%
笛声25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「似ている人間は、天下にいくらもいます。右腕みぎうでに古い刀創かたなきずがあるとか何とか云うのも一人に限った事ではない。君は狄青てきせい濃智高のんちこうしかばねを検した話を知っていますか。」
西郷隆盛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
だから、もしドイツ兵に見つかれば、有無うむをいわさず、敵性てきせいある市民、あるいはスパイとして殺されてしまうであろう。
人造人間の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
驚倒きょうとうす暗中銃丸跳るを、野田城上笛声てきせい寒し、誰か知らん七十二の疑塚ぎちょうかず一棺湖底の安きに
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)