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つゆぐも
ふりがな文庫
“つゆぐも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
梅雨雲
75.0%
梅雨曇
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
梅雨雲
(逆引き)
五月十五日、
生憎
(
あいにく
)
と、こよいは月がよく
冴
(
さ
)
えている。つねならばもう
梅雨雲
(
つゆぐも
)
の
五月闇
(
さつきやみ
)
といわれる頃を。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
昼夜兼行の労働につかれはてて、もう昼中はのろのろとしか、うごかない数千の人夫を見ると、官兵衛の胸は、この頃の
梅雨雲
(
つゆぐも
)
のようにいらいらせずにいられなかった。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
つゆぐも(梅雨雲)の例文をもっと
(3作品)
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梅雨曇
(逆引き)
ここは
南蛮寺
(
なんばんじ
)
の堂内である。ふだんならばまだ
硝子画
(
ガラスえ
)
の窓に日の光の当っている時分であろう。が、今日は
梅雨曇
(
つゆぐも
)
りだけに、日の暮の暗さと変りはない。
おしの
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
つゆぐも(梅雨曇)の例文をもっと
(1作品)
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