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ちよき
ふりがな文庫
“ちよき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
チヨキ
語句
割合
猪牙
91.7%
緒牙
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猪牙
(逆引き)
小舟が兩國橋に近づくと、橋の上の夜の人通りもあり、それに吉原へ急ぐお
店
(
たな
)
者などが、
猪牙
(
ちよき
)
を急がせて、引つきりなしに水の上を通るのです。
銭形平次捕物控:218 心中崩れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
浮いた調子は
猪牙
(
ちよき
)
船に乗つた心持がある。それでも
何処
(
どこ
)
か落ち付いてゐる。剣呑でない。
苦
(
にが
)
つた所、
渋
(
しぶ
)
つた所、毒々しい所は無論ない。三四郎は原口さんらしい画だと思つた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ちよき(猪牙)の例文をもっと
(11作品)
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緒牙
(逆引き)
「江戸の喉首、吉原への通ひ路、山谷堀へ
緒牙
(
ちよき
)
船で入らうといふ左手に鎭座まします、江戸城から見るとこれが
鬼門
(
きもん
)
に當る」
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ちよき(緒牙)の例文をもっと
(1作品)
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