“ちょうびょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
朝廟100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妖人宋江そうこうは、国賊のこと、朝廟ちょうびょうの大法に照らし、天下ご直裁の例にならうとの仰せである、すなわち、檻車かんしゃに乗せ、使軍に護らせ、すみやかに都門へ押送おうそうするように。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかも朝廟ちょうびょうあやうき間、献帝諸方を流浪のうちも、いまだ国をただし、かんをのぞき、真に宸襟しんきんを安めたてまつれりという功も聞かず、ひとえに時流をうかがい権者に媚び
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかもかんじんな丞相孔明は、どうしたのかここ数日、朝廟ちょうびょうにもそのすがたすら見せなかった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)