“ちょうばつ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:チョウバツ
語句割合
懲罰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もちろん航空用のアルコールを飲むのは、不逞ふていの仕業であり、見付かれば懲罰ちょうばつものであった。だから宴は夜に限られていた。
幻化 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
かれはのほうへからだを向けた。それはあたかもかれがこういう懲罰ちょうばつを見ているにしのびないというようであった。
かつはまた、下役や同僚の間にも、人望があったから、今日の懲罰ちょうばつの番人に当った者も、じつは、心ならずもとしているふうがありありと見えていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)