“ちゆうせう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
中霄50.0%
冲霄50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大霧をるよと見る間に、急瀬きふらい上下に乱流する如くなりて、中霄ちゆうせうあふれ、片々団々だん/\さかれて飛んで細かく分裂するや、シヤボン球の如き小薄膜となり、球々相摩擦まさつして、争ひて下界に下る、三合四合
霧の不二、月の不二 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)
而して病雀籠樊ろうはんに在り宿志未だ伸びず其備後におくられし所以は以て彼が冲霄ちゆうせうの志を抑留し漸く之を馴致せんが為めのみ。而も彼れ奚ぞ終に籠中の物ならんや。
頼襄を論ず (新字旧仮名) / 山路愛山(著)