“ちゅうすう”の漢字の書き方と例文
語句割合
中枢100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この経は仏教経典の中では王座を占めている経で大乗仏教哲学思想の中枢ちゅうすうになるものだと言われている。
宝永噴火 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
マンのその言葉は、麻痺した神経にも、鋭く中枢ちゅうすうにひびいたものか、永田杢次は
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
軍事にかけては、ほとんど天才と言っていい大村は、新政府の中枢ちゅうすうともいうべき兵部大輔のこの要職を与えられると一緒に、ますますその経綸けいりんを発揮して、縦横無尽じゅうおうむじんの才をふるい出したのである。
流行暗殺節 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)