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ちゅうぐうじ
ふりがな文庫
“ちゅうぐうじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
中宮寺
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中宮寺
(逆引き)
しかし考えてみると、三月堂の不空羂索観音、聖林寺の十一面観音、薬師寺東院堂の聖観音、
中宮寺
(
ちゅうぐうじ
)
観音、
夢殿
(
ゆめどの
)
観音など、推古天平の最も偉大な作品は、同じくみな観音である。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
東洋藝術の
孕
(
はら
)
む未来の文化財は大きくまた拡い。欧米と
対蹠
(
たいしょ
)
的なものが沢山あるからである。例えばロダンの「考える人」と、
中宮寺
(
ちゅうぐうじ
)
や広隆寺の
弥勒菩薩
(
みろくぼさつ
)
像とを比べると東西の対比がよく分る。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
中宮寺
(
ちゅうぐうじ
)
観音、夢殿観音、
百済
(
くだら
)
観音等の神秘は、当時の人心の驚異と憧憬とを語りつくして余さない。初唐の大いなる国民的統一と活力の勃興とは、ある意味で六朝の憧憬の実現である。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
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