“ちゅうかく”の漢字の書き方と例文
語句割合
中核100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桜雲台は躑躅つつじさき殿でん中核ちゅうかくであって、源氏閣の建物たてものはその上にそびえている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
けれど、春三月、都じゅうの柳が芽をふいて、土のにおいまでがあらたまると、ここが政治の中核ちゅうかくとは思えぬようなはなやぎだった。宴楽の府、流行の府、恋の府——ともいっても、過言ではない。