“ちかぢか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
近々92.0%
近〻4.0%
近近4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうど第一師団が近々ちかぢかにでかけるというンで、滅法忙しかったもンですから、ついその何で、お見舞状だけあげて置いたンでしたが。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
そこでことさら洋燈ランプを取って左の手にしてその図に近〻ちかぢかと臨んで、洋燈ランプを動かしては光りの強いところを観ようとする部分〻〻に移しながら看た。
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
店を譲って近近ちかぢか帰って来ると云う手紙がその朝の郵便で来た。
白っぽい洋服 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)