“だれい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
娜麗50.0%
打鈴50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真中まんなかに例の卓子台ちゃぶだい。で欄間に三枚つづきの錦画にしきえが額にして掛けてある。優婉ゆうえん娜麗だれい白膩はくじ皓体こうたい、乳も胸も、滑かに濡々として、まつわる緋縮緬ひぢりめん、流れる水浅黄、誰も知った——歌麿の蜑女あま一集の姿。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「もうじき終ります」と、Kは言い、打鈴だれいがなかったので、こぶしで机をたたいた。それに驚いて、予審判事とその黒幕との頭が左右に分れた。
審判 (新字新仮名) / フランツ・カフカ(著)