“だいどうみせ”の漢字の書き方と例文
語句割合
大道店100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔から大道店だいどうみせに、酔払いは附いたもので、お職人親方手合てあいの、そうしたのは有触ありふれたが、長外套なががいとうに茶の中折なかおれひげの生えた立派なのが居る。
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
またはさまざまなる大道店だいどうみせ日傘ひがさの間をば士農工商思い思いの扮装形容みなりかたちをした人々があとから後からと引きも切らずに歩いて行く。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)