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だいぎごく
ふりがな文庫
“だいぎごく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大疑獄
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大疑獄
(逆引き)
あの手紙から暗示を得た、十年苦節の
大疑獄
(
だいぎごく
)
、十手の先ッぽで天下を
沸
(
わ
)
かせるような功名心に燃えている。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
けれども私が全くチベットを去ってのちラサ府に
大疑獄
(
だいぎごく
)
が起り、それがために五重の関門通過の苦痛よりも痛く心を傷めるとはなんらの
因縁
(
いんねん
)
でございましょうか。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
町は
鼎
(
かなえ
)
のわくがごとく
流言蜚語
(
りゅうげんひご
)
が起こった。不正工事の問題が起こりつつあり、
大疑獄
(
だいぎごく
)
がここに開かれんとする
矢先
(
やさき
)
に役場に放火をしたものがあるということは
何人
(
なんぴと
)
といえども疑わずにいられない。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
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