“たてまし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
建増80.0%
立升20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くりや建増たてましになってから、三つ続きの大きな竈もその方へ移されて、別に改良した煉瓦の竈も添わっている。内井戸も出来て、流し場も取りつけられ、すべては便利になっている。
小諸の荒町から赤坂を下りて行きますと、右手に当って宏壮おおきな鼠色の建築物たてものは小学校です。その中の一むね建増たてましの最中で、高い足場の内には塔の形が見えるのでした。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
しきりにしやべり立升たてました。私は其言葉を一々ききとり。
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)