“たつのすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
辰之助40.0%
立之助20.0%
辰之介20.0%
龍之助20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道太みちたおい辰之助たつのすけと、兄の留守宅を出たのは、ちょうどその日の昼少し過ぎであった。
挿話 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
新村では長男の立之助たつのすけに二人子供があった。上の男の子は知っていたが、これは二番めの子なのであろう。七重とは血が近いし、それに女の子だから、声が似ていてもふしぎではなかった。
艶書 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
鯉淵要人こいぶちかなめ、岡部三十郎、斎藤監物けんもつ、佐野竹之助、蓮田はすだ市五郎、稲田重蔵、増子金八、大関和七郎、広岡子之次郎ねのじろう、遊佐銀二郎、山口辰之介たつのすけ
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)
故人夏目漱石氏の門下に芥川龍之助たつのすけといふ男がある。その芥川氏がある時急ぎの原稿を書くために、暫く千葉に旅をした事があつた。(東京の文士にとつて千葉や銚子は安物の天国である。)