“ただたか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
忠隆60.0%
忠教20.0%
忠敬20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忠利の兄与一郎忠隆ただたかの下についていたので、忠隆が慶長五年大阪で妻前田氏の早く落ち延びたために父の勘気を受け、入道休無きゅうむとなって流浪したとき、高野山こうやさんや京都まで供をした。
阿部一族 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
大久保彦左ヱ門忠教ただたかといえば、徳川家康いえやす以来の名臣で、十六歳のときから戦場の功名数しれず、大名にも取りたてられるはずのところを
幻術天魔太郎 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
伊能忠敬ただたかは、五十歳から当時三十余歳の高橋作左衛門の門にはいって測量の学をおさめ、七十歳をこえて、日本全国の測量地図を完成した。
死刑の前 (新字新仮名) / 幸徳秋水(著)