“たえもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
太右衛門66.7%
多右衞門33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「——いっちく、たっちく太右衛門たえもんどんの乙姫おとひめ様は、湯屋で押されて泣く声聞けば、ちんちんもがもが、おひゃりこ、ひゃりこ——」
幻燈は第一が『お酒をのむべからず。』これはあなたの村の太右衛門たえもんさんと、清作さんがお酒をのんでとうとう目がくらんで野原にあるへんてこなおまんじゅうや、おそばをべようとした所です。
雪渡り (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
酔ってひょろひょろ太右衛門たえもん
雪渡り (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
年のきません二人の子供は家の潰れる訳ではないが、白島村の伯父多右衞門たえもんが引取り、伯父の手許てもとで十五ヶ年の間養育を受けて成人致しまして、姉は二十二歳おとゝは十七で、小造こづくり華者きゃしゃな男で
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)