“そのくらい”の漢字の書き方と例文
語句割合
其位100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我心わがこころ間に拘わらざる時は、間は明白にして其位そのくらいにあり。故に心に間を止めず間に心を止めずよく水月の本心と云う也。
巌流島 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
二千三百米を超ゆることわずかに十七米六、七千六百尺の山は決して高いと威張る訳にはいかぬ。しか其位そのくらいの高さの山で、偃松はいまつが生えていたならば、仮令たとえ信越地方に在っても珍らしいに相違ない。
秩父の奥山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)