“ぜんやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
前役50.0%
前約50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
堀は前役ぜんやく矢部駿河守定謙やべするがのかみさだかたのちいで、去年十一月に西町奉行になつて、やう/\今月二日に到着した。東西の町奉行は月番交代つきばんかうたいをして職務をおこなつてゐて、今月は堀が非番ひばんである。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
予等は旅中りよちうの見聞記を毎月幾回か東京朝日新聞に寄せねばならぬ義務があつた。なほ晶子は雑誌婦人画報などに寄稿する前約ぜんやくがあつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)