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ぜんちょく
ふりがな文庫
“ぜんちょく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
善直
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
善直
(逆引き)
晋
(
しん
)
の撰んだ池田氏行状には、初代瑞仙の庶子
善直
(
ぜんちょく
)
というものを挙げて、「
多病不能継業
(
やまいおおくぎょうをつぐあたわず
)
」と書してある。その前に初代瑞仙が病中晋に告げた語を記して、八十四
言
(
げん
)
の多きに及んである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
独美が厳島から大阪に
遷
(
うつ
)
った頃
妾
(
しょう
)
があって、一男二女を生んだ。
男
(
だん
)
は名を
善直
(
ぜんちょく
)
といったが、多病で業を継ぐことが出来なかったそうである。二女は
長
(
ちょう
)
を
智秀
(
ちしゅう
)
と
諡
(
おくりな
)
した。寛政二年に歿している。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
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