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ぜいもつ
ふりがな文庫
“ぜいもつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
税物
66.7%
贅物
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
税物
(逆引き)
「ならばちょうどよい。新田殿へも
税物
(
ぜいもつ
)
の御下命があり、そのため当所へ
下
(
くだ
)
り申した。ひとまず宿所へご案内ねがいたいが」
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なぜならばただこの修験者に霰税を納むるのみならず、政府にはやはり当り前の租税を納めなくてはならないのですから、実にこういう仕方のために、いらない不可思議の
税物
(
ぜいもつ
)
を納めて居るのです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
しておる。せめて
税物
(
ぜいもつ
)
の面でその不奉公を
償
(
つぐな
)
わねば、相すむまいが
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「——さればこそ、わが家においても、さきには金剛山の寄手にも加わり、一
倉
(
そう
)
、二倉とあるかぎりな
蓄備
(
ちくび
)
の稲も
税物
(
ぜいもつ
)
にささげ、また去年も
銭
(
ぜに
)
一万貫、この一月にも五千貫と、仰せつけのまま課税はずいぶんさし出しておる」
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぜいもつ(税物)の例文をもっと
(2作品)
見る
贅物
(逆引き)
復讐
(
ふくしゅう
)
となる以上は、家財も
贅物
(
ぜいもつ
)
と、二束三文に売り払い、それが尽きたとなっても、まだ吉良を討つなどという事は、
何日
(
いつ
)
の事だか、見当もつかない有様。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぜいもつ(贅物)の例文をもっと
(1作品)
見る
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