“せりあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
競合40.0%
糶上40.0%
競上20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不縁になったのは、同商売の競合せりあいからだというような噂もありますが、そりゃあ本当ですか
或人が四千五百弗まで糶上せりあげて落したそうだ。一体虎なんかは香具師やしの買うものだろう。
髪の毛 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
段々に甲高かんだか競上せりあげて行って、糸のように細くなって、何かを突脱けて、遠い遠い何処かへ消えて行きそうになって、又段々競下せりさがって来て、果はパッと拡げたような太い声になって、余念がない。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)