“せどばたけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
背戸畑50.0%
背戸畠50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある殿との領分巡回りょうぶんめぐりの途中、菊の咲いた百姓家に床几しょうぎを据えると、背戸畑せどばたけの梅の枝に、おおきな瓢箪がつるしてある。梅見うめみと言う時節でない。
二、三羽――十二、三羽 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
こみちを挟んで、水に臨んだ一方は、人の小家こいえ背戸畠せどばたけで、大根も葱も植えた。
夫人利生記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)