“せいようけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
精養軒90.0%
西洋軒10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また何という気分の分散であろう。身も心も境もおしなべて変っている。普請中の精養軒せいようけんで、主人公が外国からやって来た昔馴染むかしなじみの女を待ち受けている。女が来る。
これは日本にいる人で、日本にいる人のある外国の絵でありました。前の二つは帝国ホテル及び精養軒せいようけんという立派な料理屋で見ました。御客様もどうも華やかな人が多い。
模倣と独立 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
丁度ちょうど、六時十五分前に一台の人力車じんりきしゃがすうっと西洋軒せいようけん玄関げんかんにとまりました。みんなはそれ来たっと玄関にならんでむかえました。
紫紺染について (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)