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せいしゆく
ふりがな文庫
“せいしゆく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
靜肅
50.0%
世粛
25.0%
省叔
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
靜肅
(逆引き)
木場へ行くと、町内大きな聲で物も言はない有樣で、その不氣味な
靜肅
(
せいしゆく
)
の底に、甲州屋の屋根が、白々と晝下りの陽に照されて居りました。
銭形平次捕物控:048 お藤は解く
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
せいしゆく(靜肅)の例文をもっと
(2作品)
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世粛
(逆引き)
巽斎は名は
孔恭
(
こうきよう
)
、
字
(
あざな
)
は
世粛
(
せいしゆく
)
と云ひ、大阪の堀江に住んでゐた造り酒屋の息子である。巽斎自身「余幼年より生質軟弱にあり。保育を
専
(
もつぱら
)
とす」と言つてゐるのを見ると、兎に角体は
脾弱
(
ひよわ
)
かつたらしい。
僻見
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
せいしゆく(世粛)の例文をもっと
(1作品)
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省叔
(逆引き)
安原三吾と鈴木作右衛門とは
稍
(
やゝ
)
晦
(
くら
)
い人物である。市河三陽さんは寛斎漫稿の安原
希曾
(
きそう
)
、安原
省叔
(
せいしゆく
)
及
上
(
かみ
)
に見えた三吾を同一人とすると、名は希曾、
字
(
あざな
)
は省叔、通称は三吾となる筈だと云つてゐる。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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(1作品)
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