“せいしゅうあん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
靜修庵50.0%
清聚庵50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は直覚的に彼の「食を求める」道はこんなまだるっこいことではいけない思ったから、彼は遂に靜修庵せいしゅうあんの垣根の外へ行った。
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)
折柄おりから向うから来たのは、靜修庵せいしゅうあんの若い尼であった。阿Qはふだんでも彼女を見るときっと悪態をくのだ。ましてや屈辱のあとだったから、いつものことを想い出すと共に敵愾心てきがいしん喚起よびおこした。
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)
そうして有耶無耶のうちに靜修庵せいしゅうあんについた。
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)
先頭はもう長蛇形ちょうだけいに染屋川の土橋を渡って、はるか先にかすんでいるのに、まだ尻尾しっぽの方は、職屋敷の清聚庵せいしゅうあんの門を出切れず、そこの曲り角で
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)