“せいいき”の漢字の書き方と例文
語句割合
西域100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
案ずるに、西域せいいきに刀を呑み、火を呑むたぐいの幻術を善くする者あることは、前漢時代の記録にも見えている。これも恐らくそれらの遺術を相伝したもので、仏氏の正法しょうほうではない。
林子平と同時に、本多利明ほんだとしあきなるものあり、『西域せいいき物語』をあらわして曰く(寛政十年)
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
白鉄余はくてつよ延州えんしゅう胡人こじん西域せいいきの人)である。彼は邪道をもって諸人を惑わしていたが、深山の柏の樹の下にあかがねの仏像を埋め、その後数年、そこに草が生えたのを見すまして、土地の人びとをあざむいた。