“ずいしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
随身80.0%
随臣20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「父はおのれ一族の名をあげ、その方共に高名出世をさせとうてご随身ずいしん申したのではない、一家一族をささげて徳川のいしずえとなるためにお仕え申したのだぞ」
死処 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
『それや、謙譲けんじょうというよりは、虚偽に聞こえる。和殿に乗りこなせないはずはない。いや、おたがい、鳥羽院の随身ずいしんたり、武者所の侍ともある者がよ』
と、帝や随臣ずいしんにすすめた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)