“すゑふろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
据風呂100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三言とは呼ばれもせず帯より先にたすきがけの甲斐々々かひがひしく、井戸端にいづれば月かげ流しに残りて、はだへを刺すやうな風の寒さに夢を忘れぬ、風呂は据風呂すゑふろにて大きからねど
大つごもり (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
据風呂すゑふろを買ひに行きつつこよひまた買はず帰り来て寂しく眠る
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)