“すりもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
刷物50.0%
摺物45.0%
印刷物5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここでは主膳が大将気取りで、座中には酒肴を置いて、主膳は真中に、いま刷物すりものの競馬の番組を見ていました。
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
第二篇は歌麿の制作を分類して肉筆及黄表紙きびょうし絵本類の板下はんしたならびに錦絵摺物すりもの秘戯画等となし、各品かくひんにつき精細にその画様と色彩とを説明せり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
そして催眠術療法の効能を述立のべたてた印刷物すりものを二千枚とか市中に撒いたさうな。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)