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すそなが
ふりがな文庫
“すそなが”の漢字の書き方と例文
語句
割合
裾長
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
裾長
(逆引き)
どこからともなく、
薄灯
(
うすあかり
)
がポーッと射した高座の下のあたり、
鼠色
(
ねずいろ
)
の着物を
裾長
(
すそなが
)
に着た、変な者がヒョロヒョロと立っているではありませんか。
銭形平次捕物控:093 百物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
いかにも落着き澄ました、
清閑
(
せいかん
)
をたのしんでゐるといつた様子である。十吉はその
裾長
(
すそなが
)
の外套姿に、ふとカトリックの宣教師に似たものを感じた。
灰色の眼の女
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
鋼鉄
(
はがね
)
いろの馬のり
衣
(
ごろも
)
裾長
(
すそなが
)
に着て、白き薄絹巻きたる黒帽子をかぶりたる身の構えけだかく、いまかなたの森蔭より、むらむらと打ち出でたる猟兵の勇ましさ見んとて
文づかい
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
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(16作品)
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