“すきあぶら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
梳油50.0%
透油50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かた御殿形ごてんがた、お初形はつがた、歌舞伎形などありと知るべし。次には櫛なり、差櫛さしぐし梳櫛すきぐし洗櫛あらひぐし中櫛なかざし鬢掻びんかき毛筋棒けすぢぼういづれも其一そのいちくべからず。また、鬢附びんつけ梳油すきあぶらと水油とこの三種の油必要なり。
当世女装一斑 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
それは色の白い、ベタベタした透油すきあぶらのようなもの。あめのようで飴ではない。
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)