“すいよう”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
垂楊	50.0%
水妖	25.0%
睢陽	25.0%

垂楊

「忽（たちまち）※（きく）弾琴響（だんきんのひびき）、垂楊（すいよう）惹恨（うらみをひいて）新（あらたなり）」

虞美人草 (新字新仮名) ／ 夏目漱石(著)

水妖

小虎の全身に搦んでいる種々（くさぐさ）の藻の種類。それを切払って水妖（すいよう）の囚われから救おうとする竜次郎の苦心。それは実際一通りでは無かった。

死剣と生縄 (新字新仮名) ／ 江見水蔭(著)

睢陽

唐（とう）の安禄山（あんろくざん）が乱をおこした時、張巡（ちょうじゅん）は睢陽（すいよう）を守って屈せず、城中の食尽きたので、彼はわが愛妾を殺して将士に食（は）ましめ、城遂におちいって捕われたが

中国怪奇小説集：15 池北偶談（清） (新字新仮名) ／ 岡本綺堂(著)