“じょうみょうじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
常明寺50.0%
浄明寺50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
常明寺じょうみょうじから響く鐘の音が、ここばかりはいんこもるかと聞きなされて、古市の町の明るいを見ながら、この鐘の響を聞くと、よけい、寂しさが身にみるように思われます。
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
浄明寺じょうみょうじの出陳である。舟型光背ふながたこうはいにつつまれた、明快で優にたえなる御姿である。技巧は極めて繊細であるが、よく味ってみれば作者のゆるみなき神経が仏像を一貫して、活きて顫動せんどうしている。