“じょうぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
定禅60.0%
上善20.0%
仍然20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
島々の蔭で尊氏を待っていたのは、讃岐さぬきの土岐一族、伊予の河野党、高松の細川定禅じょうぜんなど、かねがね今日を待機していた四国の味方だったのである。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私は、「上善じょうぜんみずごとし」などと口ずさんでノンビリしていたが、それには、時の要素ようそを考えねばならぬという考慮こうりょや、色々のものがこもっていた。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
しかして今日の国会はもはや昔とは丸でその意味を一変して居るのだから、昔と同じ理由で以て仍然じょうぜんこの納税資格を法律上に認むる事はもちろん出来なくなった。