“じゅろう”の漢字の書き方と例文
語句割合
入牢100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なぞと、うそにも陰口をきこうものなら、下民の分際をもって、上ご政道をとやかく申せし段ふらち至極とあって、これがまず入牢じゅろう二十日。
知ってし隠しに隠していた。しかし何の罪によって入牢じゅろうしたかは、誰も教えてくれなかった。無論これ程の大罪とは知る由もなかったのだ。
悪魔の紋章 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
彼の属するアウグスチノ会のグチエレス長老が、その前年に捕えられて入牢じゅろうしておったが、まず次兵衛は竹中采女うねめの別当に雇われることに成功した。