“じゅどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寿童33.3%
儒道33.3%
樹堂33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寿童じゅどうの呼ぶ声が、おうウいと、彼方かなたで聞えた。彼は、主人のやしきへ帰ったあとたたりを考えて眼をつぶった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
むちを打たせて走ってくるくるまの上から寿童じゅどうがわめいた。介は、それを眺めて
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
古来あらゆる智識や達人が、仏教に問い、儒道じゅどうただし、またその究明に身をもって、十年二十年の難行苦行を試みたのも、その究極は、生死の問題でしかない。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
青木可笑、字は陽春、鷲巣しゅうそうと号し後に樹堂じゅどうと改めた。尾張知多郡大高村長寿寺の住職。後に還俗して東京に来り大蔵省に出仕し明治十四年四月享年七十五を以て没した。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)