“じっきん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
昵近80.0%
十金20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは友愛以上であり、昵近じっきんである。脂粉を塗っていたものもすべて顔を汚す。最後の覆面も引きはがれる。下水道は一つの皮肉家である。それはすべてのことをしゃべる。
延徳二年の秋には葉室家が義植将軍に昵近じっきんなのを利用し、葉室家に頼んで土岐への御奉書を出してもらった。翌年の秋に土岐がまた坂本の陣に戻ると、さらにそれへ使者を出した。
十金じっきんれば二十金にじっきんを散ずべき勢いをもって、得るままにき散らせり。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)